レッドコードセミナー

 昨日、一昨日と東京でレッドコードのセミナーに参加してきました。レッドコード自体は20年くらい使用しているので、その原理と効果は理解していましたが、評価体系や治療方法などかなりシステマティックになっており、非常に使いやすくなっている印象を受けました。レッドコードは、ノルウェーで1990年に開発されたツールです。膝や腰の痛みなどの運動器機能障害をはじめ、脳血管疾患や小児麻痺、デイサービスなどの高齢者のロコモ予防だけでなく、最近ではスポーツ選手がコンディショニングで使用するケースも増えてきました。この20年余りで大きく発展しているという印象でした。

 以前のブログでも書きましたが、重要なことは筋力トレーニングではなく、モーターコントロールであると、あらためて感じました。関節や腰などの痛みのある方に筋力トレーニングをむやみにすると、逆に悪化する可能性があります。モーターコントロールとは、知覚運動システムと神経筋コントロールの概念を含むもので、運動に必要な過程を統制する、または管理する活動です。モーターコントロールが出来ることは、中枢神経系と末梢神経系の情報交換が正常となり、環境や課題に対してきちんと機能できる状態であることを意味します。一般的に筋力強化は、筋肥大を目的として行われますが、筋が肥大してもきちんと機能しなければ意味がありません。もちろん、レッドコードを使用しなくてもモーターコントロールは可能です。しかし、微妙な質量コントロールによる筋出力の調整は、レッドコードがあるととてもやりやすいのも事実です。

  弊社でもレッドコードを用いたコンディショニングを実施していこうと思っています。興味のある方は、動画などでも紹介されていると思いますので、ご覧になってみてはいかがでしょうか。あまり好ましくないやり方をしているものもありますので、ご留意ください。

フィジカルケア宮崎のブログの更新情報をお知らせします。

前の記事

もう一人の自分

次の記事

夏の甲子園